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トラブルシューティング:Dell™ P1130カラーモニターユーザーズガイド

モニターに関するトラブルシューティング一般的な問題製品固有の問題


モニターに関するトラブルシューティング

セルフテスト機能検査(STFC:Self-Test Feature Check)

ご使用のモニターには、モニターが正しく機能しているかどうかを点検するためのセルフテスト機能があります。ご使用のモニターまたはコンピュータに問題が起きた場合、次の手順に従ってください。

画面上のメッセージ

入力信号に問題がある場合、以下のメッセージが画面に表示されます。

警告メッセージが表示されずに、画面に何も表示されなくなる場合があります。この場合も、モニターがコンピュータに同期していないことを意味します。


一般的な問題

次の表は、発生する可能性のあるモニターの一般的な問題に関する一般情報を示したものです。

一般的な症状

目で確認できる症状

考えられる解決方法

No Video/LED off(画像が表示されない/LEDオフ)

画像が表示されず、モニターが動作しない

  • 接続が完全かどうかを点検してください。
  • 電源コンセントを確認してください。
  • 電源ボタンをしっかり押しているかどうかを確認してください。

No Video/LED on(画像が表示されない/LEDオン)

画像が表示されない、または明るくならない

  • 明るさとコントラストのコントロールを引き上げてください。
  • モニターのセルフテスト機能検査を実行してください。
  • ビデオケーブルの両端に曲がったピンまたは折れたピンがないかどうかを確認してください。

焦点が合わない

画像が不鮮明か、ぼやけているか、ゴーストを発生させている

  • ビデオ延長ケーブルを取り外してください。
  • モニターをリセットしてください。
  • 明るさとコントラストのコントロールを引き上げてください。
  • 映像の解像度を下げるか、フォントサイズを大きくしてください。
  • モアレコントロールを調整してください。

映像がちらついている

画面が波うっているか小刻みに動いている

  • モニターをリセットしてください。
  • 環境の要因を点検してください。
  • 他の部屋に移動してテストしてください。
  • 垂直周波数(リフレッシュレート)を変えてみる。
  • 電源コードは、別のコンセントに単独でつないでください(できるだけ他のデバイスと一緒につながないでください)。

色の純度の問題

色が一様でない

色のしみや影がある

  • 消磁をおこなってください。
  • モニターをリセットしてください。
  • 環境の要因、特に低音拡声器を点検してください。
  • OSDメニューのコントロールを調整してください。

カラーコンバージェンスの問題

文字の縁が赤いか青い

  • モニターをリセットしてください。
  • カラーコンバージェンスのコントロールを調整してください。

色がかけているか

色が拡散している

画面全体が紫色か黄色である

画面全体が赤色、緑色または青色である

  • モニターをリセットしてください。
  • モニターのセルフテスト機能検査をおこなってください。
  • 曲がったピンまたは折れたピンがないかどうかを確認してください。
  • ビデオカードを取り付け直してください。

ピクセルが欠けている

CRT画面のガラスに斑点やしみがある

  • しみがガラスの表面にあれば、CRT画面をクリーニングしてみてください。

明るさの問題

画面が暗すぎるか明るすぎる

  • モニターをリセットしてください。
  • 明るさとコントラストのコントロールを調整してください。

図形の歪み

画面が大きさや位置が正しくない

  • モニターをリセットしてください。
  • モニターが正しいビデオモードに設定されているかどうかを確認してください。
  • 該当する図形のコントロールを調整してください。

モアレ(細い曲線)

画面に波うった線または楕円形の線がある

画面に木目模様がある

  • モニターが正しいビデオモードに設定されているかどうかを確認します。
  • まず大きさを調整してから、モアレコントロールを調整してください。

水平線/垂直線

画面に1本または複数の線がある

  • モニターのセルフテスト機能検査をおこなってください。
  • 曲がったピンまたは折れたピンがないかどうかを確認してください。
  • アパーチャーグリルCRTでは、水平線のダンパーワイヤーである可能性があります。

同期の問題

画面がつぶれているか裂けているようにみえる

  • モニターのセルフテスト機能検査をおこなってください。
  • 曲がったピンまたは折れたピンがないかどうかを確認してください。
  • 「セーフモード」で起動してください。

可聴雑音の問題

うなる音または高い周波数のキーキーという音がする

  • モニターが正しいビデオモードに設定されているかどうかを確認してください。
  • モニターの位置を変えてください。
  • 電源を入れたときの数秒間うなる音は正常です。

CRTにかき傷がある

画面にかき傷またはしみがある

  • モニターをオフにして、画面をクリーニングします。

安全性に関する問題

煙または火花が見える

  • トラブルシューティングステップを実行しないでください。
  • モニターを交換する必要があります。

断続的に発生する問題

モニターのオン/オフが誤作動する

  • モニターが正しいビデオモードに設定されているかどうかを確認してください。
  • モニターをリセットしてください。
  • モニターのセルフテスト機能検査をおこなってください。

 

製品固有の問題

具体的な症状

目で確認できる症状

考えられる解決方法

ダンパーワイヤー

2本の細い水平線(ワイヤー)が見える

これらの線はTrinitronモニターの場合に見えるもので、故障ではありません。これらの線は、アパーチャーグリルを安定させるためのダンパーワイヤーの影で、画面の背景が明るい(通常は白)場合に最も目立ちます。アパーチャーグリルとは独特のTrinitron画像管に欠かせない要素で、画面にさらに多くの光を透過させることによって、より明るく、より精密な画像表示を実現します。


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